『國語國文』 87巻9号(通巻1009号)
○和漢聯句の楽しみ(二)――『慶長元和和漢聯句作品集成』を読む―― (大谷雅夫)
○『幻夢物語』の成立背景 (金有珍)
○阿部次郎とクローチェ美学 (田鎖数馬)
『國語と國文學』 2018年9月号 95-9 通巻1138号(第95巻第9号)
○ 狂言「八句連歌」の「をかし」――狂言と俳諧連歌――(大谷節子)
○ 古今和歌六帖の物名歌――三代集時代の物名歌をめぐって――(田中智子)
○ 玉鬘の尚侍出仕における「公」(山口一樹)
○ 「混沌」のもつ力――鷗外と教育思想――(新井正人)
○ 書評・渡部泰明著『中世和歌史論 様式と方法』(岡﨑真紀子)
○ 倉橋正恵・桑原博行・小池章太郎・齊藤千恵・光延真哉編『新典社研究叢書二九一未刊江戸歌舞伎年代記集成』(佐藤かつら)
◇ 新刊書情報
◇ 国語と国文学 総目次
『日本語学』 2018年9月号
通巻484号 (第37巻10号)
◆平成時代のことばと文字
平成という年号で括られる時期も、31年で幕を閉じることが決まった。昭和時代に比べて期間は半分弱であるが、この間に社会はやはり激変し、ことばや文字にも新たな変動が大いに起きた。
かつて小誌で2014年12月号に組んだ「昭和時代のことばと文字」の特集を継いで、「平成時代のことばと文字」の実態を記録し、その意味するところや、変化を生み出すものごととその背景について、考察する特集としたい。
〇平成の国語辞書 境田稔信
〇平成の方言 井上史雄 ――鶴岡の二五〇年間の言語変化――
〇平成の若者ことば 米川明彦
〇平成のマスメディアの言葉 道浦俊彦
〇平成の新聞と略語 ――「セクハラ」を中心に―― 岩佐義樹
【連載】
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]佐原慶
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]栗栖悠貴・白幡洋三郎
Acta Orientalia
Academiae Scientiarum Hungaricae volume 71, Issue 3, September 2018
〇 Two
Old Uigur fragments from Dunhuang connected with the Pure Land belief
Tieshan Zhang
Peter Zieme
〇 Fabrication
of Turkic böz ‘fabric’ in Japan and Korea
Alexander Vovin
〇 Three
more leaves of the Sanskrit – Uighur bilingual Dharmaśarīrasūtra in Brāhmī
script Jingjing Fan
Jinzhang Peng Haiyun Wang
〇 An Old
Uyghur text written on a wooden plate recently discovered in the Tuyoq Grottoes
in Turfan Abdurishid Yakup Xiao Li
〇 The appearance of the quebi
taboo method with a reflection on using bihui to examine Chinese sources Jianqiang Sun
〇 Admonishments
of Bao Shuya and Xi Peng Translation with commentaries and remarks Márk Szekeres
András
〇 Some
linguistic features of the Old Kashmiri language of the Bāṇāsurakathā Saartje Verbeke
△ Reviews Gyula WojtillaMikhail Kizilov
『日本語の研究』第14巻3号 2018年8月1日発行
〇 特集 2016年・2017年における日本語学界の展望
総説 / 釘貫亨
研究史 / 齋藤文俊
研究資料 / 木村一
文法(史的研究) / 宮地朝子
文法(理論・現代) / 加藤重広
語彙(理論・現代) / 金愛蘭
音韻(史的研究) / 加藤大鶴
音韻(理論・現代) / 有元光彦
文字・表記(史的研究) / 白井純
文字・表記(理論・現代) / 深澤愛
文章・文体(史的研究) / 後藤英次
文章・文体(理論・現代) / 福沢将樹
社会言語・言語生活 / 西尾純二
地域言語・方言 / 松丸真大
数理的研究 / 浅原正幸
海外における日本語研究―アジアを中心に― / 鄭相哲
中古和文複合動詞の主体敬語の形 / 呉寧真
〔書評〕
△ 村上佳恵著『感情形容詞の用法―現代日本語における使用実態―』 / 井本亮
△ 奥村悦三著『古代日本語をよむ』 / 尾山慎
△ 山田進著『意味の探究』 / 森雄一
△ 田和真紀子著『日本語程度副詞体系の変遷―古代語から近代語へ―』 / 鳴海伸一
△ 工藤浩著『副詞と文』 / 鈴木泰
△ 福沢将樹著『ナラトロジーの言語学―表現主体の多層性―』 / 井島正博
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。