『國語國文』 89巻3号(通巻1027号)
○『鈴鹿の物語』における死と蘇生――『毘沙門の本地』・『日光山縁起』を軸として―― (安藤秀幸)
○『万葉集』禁裏御本のすがた――陽明文庫所蔵「古活字本万葉集」書入による復元の試み―― (大石真由香)
○『新撰字鏡』の編纂過程 (大槻信)
『國語國文』89巻4号(通巻1028号)
○北原白秋における長歌――アララギ派との交流をめぐって―― (小倉真理子)
○『和漢朗詠集私注』における『史記』享受の一側面について――『太平記』の呉越合戦譚との繋がりをめぐって―― (白渓)
○渤海国王大嵩璘からの外交文書に関する一考察――「王啓」・「告喪啓」の修辞から読み解く日渤外交の文―― (川村卓也)
『國語國文』89巻5号(通巻1029号)
○『篆隷万象名義』の和訓と二反同音例 (池田証壽)
○伊勢物語と万葉歌 (山本登朗)
『國語と國文學』 通巻1157号(第97巻第4号)
○『杜家立成雑書要略』友人関連文例の特質――同一題目文例の分析――(西一夫)
○『伊勢集』物語屛風攷(荒井洋樹)
○『我が身にたどる姫君』の成立過程再考(新美哲彦)
○谷崎潤一郎『細雪』論――雪子の〈結婚〉――(吉田夏美)
○書評・小林健二著『描かれた能楽 芸能と絵画が織りなす文化史』(石井倫子)
○書評・山本和明著『近世戯作の〈近代〉 継承と断絶の出版文化史』(佐々木亨)
◇新刊書情報
『國語と國文學』通巻1158号(第97巻第5号)
令和二年五月特集号:近代文学における自筆資料
○尾崎紅葉「多情多恨」の挿絵戦略──自筆の指示画から考える画文学──(出口智之)
○自筆資料からみた二葉亭四迷二題
──池辺三山書簡の紹介と新出『其面影』草稿の分析──(中島国彦)
○泉鏡花「夜叉ヶ池」の上演――台本への書き込みと自筆原稿の挿入――(田中励儀)
○梶井基次郎「「檸檬」を含む草稿群」の生成──佐藤春夫と「惑乱挿話」──(河野龍也)
○心象スケッチ「種山ヶ原」(一九二五、七、一九)から〈高清〉連作へ
──軍馬補充部六原支部廃止の余波──(杉浦静)
○川端康成の原稿その他、自筆資料の現状と課題(片山倫太郎)
○読書場の『菜穂子』―─遠藤周作の書棚から─―(渡部麻実)
○島尾敏雄『出孤島記』論(多田蔵人)
○新出自筆原稿の意義と限界――井伏鱒二『かきつばた』を例に――(川島幸希)
○水上勉文学における越境する「私」――初期自伝小説の草稿を手がかりに――(大木志門)
◇新刊書情報
◇国語と国文学 総目次
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