『日本語学』 492号 2019年5月特大号
◆新学習指導要領に向けて 国語の授業をどのように考えるか
〇新学習指導要領が求める中学校国語の授業——今改訂を受けてどこに向かい何に気を付けるか—— 折川司
〇社会生活の中で生きてはたらく言語能力を育成する言語活動と学びのプラン——場の状況に応じて即興的なスピーチをしよう—— 三藤敏樹
〇新学習指導要領が求める中学校国語の「話すこと・聞くことの授業」——授業の中の悩みとそれを改善するための新学習指導要領の活用と実践—— 田口尚希
〇新学習指導要領が求める授業——「書くこと」の授業を例にした、「主体的・対話的で深い学び」の授業改善—— 土持知也
〇新学習指導要領の目標の実現に向けた「読むこと」の授業——『少年の日の思い出』—— 三冨洋介
Ⅱ 高等学校
〇「現代の国語」の授業を考えるために必要な三つのこと——年間指導計画・評価・「読むこと」——幸田国広
〇「言語文化」の授業をどう考えるか——人物像を捉える学びを例として——
藤森裕治
〇「論理国語」の授業をどう考えるか——多彩な授業づくりを進めるための視点——
渡邉本樹
〇「文学国語」の授業をどう考えるか 山元隆春
〇高等学校「国語表現」の授業をどう考えるか——学習指導計画の作成と評価——
田中宏幸
〇「古典探究」の授業をどう考えるか………渡部泰明
〇新学習指導要領が求める高等学校国語の「話すこと・聞くこと」の授業——「話すこと・聞くこと」の授業を確実に改善するために必要なこと—— 田中洋美
〇社会に開かれた「書くこと」の授業——主体的な表現者として他者との関わりの中で成長するために—— 河手由美香
〇高等学校の授業は変わるのか?——新学習指導要領が求める高等学校国語の「読むこと」の授業—— 内田浩文
〇高等学校「知識及び技能」の指導の留意点………山下直 »»»
【連載】
[ことばのことばかり]………はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]………吉久保道明
[漢字を追いかける]………笹原宏之
『日本語学』通巻493号 (第38巻6号)2019年6月号
〇人生の知恵――笑いの発想と表現―― 中村明
〇ことばと笑いと狂言と――ユーモアのあるセリフのハイライト―― 長島平洋
〇《笑いの意味》を考える最初の一歩のために 片岡宏仁
〇古典芸能のことばと笑い――狂言、ことばに依る笑い―― 田口和夫
〇大衆芸能のことばと笑い………サンキュータツオ
〇掛け合いが生み出す笑い――漫才の賢愚二役の掛け合いの型―― 日高水穂
〇日本を代表するコミュニケーション文化「漫才」――「教育漫才」が教育を改革する―― 田畑栄一
【連載】
[ことばのことばかり]………はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]………木村崇
[漢字を追いかける]………笹原宏之
『日本語学』 通巻494号 (第38巻7号) 2019年7月号
◆和製のことば・和製の文字
〇和語の特色 沖森卓也
〇和製漢語の歴史と課題 陳力衛
〇字音声調から漢語アクセントが形成されるまで――「規範」から「逸脱」に視点を移すこと―― 加藤大鶴
〇和製漢字(国字)・和製異体字研究の概況 菊地恵太
〇字義の和化と和製の字義――借用形式の観点から――ジスク・マシュー
〇和製英語――悪習との訣別―― 田野村忠温
【連載】
[ことばのことばかり]………はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]………日比野進
[漢字を追いかける]………笹原宏之
『日本語学』 通巻495号 (第38巻8号) 2019年8月号
〇日本語学、日本語教育文法のゼミナール――「真正しさ」を追及する場として――
庵功雄
〇日本語史演習 大木一夫
〇方言学のゼミナール――甲南大学方言研究会の調査・研究実践報告―― 都染直也
〇「ことばと社会」のゼミナール――初年度教育から「テーマは自由!」のゼミ論・卒論まで―― 田中ゆかり
〇会話分析のトレーニング・セッション 西阪仰
〇アメリカの大学院で教える第二言語習得研究コース ウェイ諸石万里子
【連載】
[ことばのことばかり]………はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]………川井彩
[漢字を追いかける]………笹原宏之
『國語國文』88巻5号(通巻1017号)
○建仁寺両足院所蔵『黄氏口義』「演雅」翻刻と注釈 (松本朋子・石丸羽菜・黄氏口義研究会)
『國語國文』88巻6号(通巻1018号)
〇 大佛次郎『帰郷』の成立 (斎藤理生)
○家もあらなくに――〈「家」と「旅」〉の和歌解釈への適用の問題―― (関谷由一)
○伝藤原公任筆『古今和歌集』の用字法 (渡辺悠里子)
『國語國文』88巻7号(通巻1019号)
○『双蝶記』の長編構成――〈読本的枠組〉の定位―― (大高洋司)
○『源氏物語』における「孝」の方法――「孝」の用例を起点として―― (森あかね)
『國語と國文學』 2019年5月特集号 通巻1146号(第96巻第5号)
○上代を中心とするシク活用形容詞の語基と語幹(蜂矢真郷)
○木簡を日本語資料として利用する(犬飼隆)
○訓点の信憑性について(小助川貞次)
○抄物研究の視点(木田章義)
○中世国語辞書の特質と研究法(高橋久子)
○キリシタン文献の典拠問題(豊島正之)
○新出伊勢本節用集是心本解題稿(佐藤貴裕)
○近世語資料としての近世節用集(高梨信博)
○洒落本の江戸語と人情本の江戸語──指定表現の否定形態を例として──(岡部嘉幸)
○十九世紀の文法研究 ――オランダ語・日本語の品詞分類に与えた漢語学の影響――(服部隆)
○近代文法用語の成立と学校国文法――「順接・逆接」をめぐって――(山東功)
◇国語と国文学 総目次
『國語と國文學』 2019年6月号 通巻1147号(第96巻第6号)
○『国性爺合戦』四段目「九仙山」の演技と演出 ──竹田からくり「九仙山操音曲」を手がかりに──(山田和人)
○都賀庭鐘『義経磐石伝』典拠考(劉菲菲)
○「怪奇小説」の記述作法──夢野久作『木魂』論──(加藤夢三)
○鶴峯戊申『語学新書』に見られる「格」が示すもの(服部紀子)
○書評・三木雅博著『平安朝漢文学鉤沈』(宋晗)
○書評・田坂憲二著『源氏物語の政治と人間』(井内健太)
◇国語と国文学 総目次
『國語と國文學』 2019年7月号 通巻1148号(第96巻第7号)
○鈴木清順監督の映画『陽炎座』――あるいは映画を通しての泉鏡花考――(守安敏久)
○明治以降の「浮世風呂」(吉丸雄哉)
○井伏鱒二「二つの話」論――〈戦争〉と〈敗戦〉の狭間で――(丁世珍)
○命令形式から条件形式へ(北﨑勇帆)
○書評・平野多恵著『明恵 和歌と仏教の相克』(近本謙介)
○紹介・長友千代治編著『江戸時代生活文化事典 重宝記が伝える江戸の知恵』(梁誠允)
◇新刊書情報
『國語と國文學』 2019年8月号 通巻1149号(第96巻第8号)
○活用語由来の訓仮名(沖森卓也)
○八犬士の誕生(大屋多詠子)
○高村光太郎『道程』後期論――〈自然〉と〈生〉――(長尾建)
○日本語における注釈標識「~には」類の発達(靳園元)
○書評・松田聡著『家持歌日記の研究』(鉄野昌弘)
○紹介・長谷川強監修・『浮世草子大事典』編集委員会編『江戸時代の社会・風俗がわかる 浮世草子大事典』(藤井史果)
◇新刊書情報
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。