『日本語学』 通巻490号 (第38巻3号)
◆「書けない」生徒が増えている
〇書けない生徒が増えている 髙木展郎
〇書けない原因の究明と課題解決の方策――「長文記述力に関する調査」を手がかりに―― 田中宏幸
〇書くことの実態を踏まえる、つまずきを取り除く 吉川芳則
〇中学校入門期における「描写」を学ぶ指導――単元「おはよう」から――
甲斐利恵子
〇作文嫌いから一歩前に進めるための実践――「書くこと」に取り組む生徒への三つの願い―― 深澤公貴
〇生徒の「書くこと」に対する思いにどう応えるか 稲﨑由依
〇高等学校における「書くこと」の実際と指導の工夫――「論理的な文章」を書くために大切なこと―― 立和名猛
【連載】
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]岡直樹
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]谷知子・横山明日希
『日本語学』 通巻491号 (第38巻4号)
◆一語からはじめる日本語学
〇「愛」からはじめる文法研究 三宅知宏
〇指示詞からみる文法史――内省の効かない古代語を研究対象とする―― 岡﨑友子
〇富山市方言の動詞「当たる」――授与自動詞および補助動詞としての用法――小西いずみ
〇一語からはじまる対照研究・類型論――「ゲットする」の事例分析を通じて――堀江薫
〇一語からはじめる国会会議録のことばの研究 服部匡
〇一語からはじめるSNSのことばの研究――SNSの「特性」と先行研究から、その可能性を考える―― 岡田祥平
【連載】
[ことばのことばかり]はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]米田千佐子
[漢字を追いかける]笹原宏之
『國語國文』88巻3号(通巻1015号)
○『覚一本平家物語』「木曽最期」考 ――「粟津のいくさ」をめぐって―― (城阪早紀)
○『扶桑拾葉集』異本成立考――国立歴史民俗博物館所蔵本二種を手がかりに―― (岡田貴憲)
○式亭三馬作『於竹大日忠孝鏡』をめぐって――文化期の三馬合巻とその典拠―― (神林尚子)
『國語國文』88巻4号(通巻1016号)
○『顕注密勘』の顕昭注――『古今秘注抄』、『古今集注』との関係について―― (鎌田智恵)
○「わがひのもと」という詞――金源三和歌説話を起点として室町期の歌学知を探る―― (舘野文昭)
○逆接形式「くせに」の成立と展開 (川島拓馬)
『國語と國文學』通巻1144号(第96巻第3号)
○藤原頼通文化世界と歌合――「上東門院彰子菊合」を中心に――(和田律子)
○新古今時代の和歌における「ながむ」(板野みずえ)
○上海以前の堀田善衞――国際文化振興会とその周辺――(丁世理)
○三島由紀夫『盗賊』論(藤田佑)
○書評・湯淺幸代著『源氏物語の史的意識と方法』(青島麻子)
○書評・山田和人著『竹田からくりの研究』(安田文吉)
『國語と國文學』通巻1145号(第96巻第4号)
○大河内本『本朝文粋』巻第十三・十四の構成について――通行本との比較検討――(中尾真樹)
○『山家集』釈教十首「さとりひろき」歌の新解釈──『妙法蓮華経文句』の解釈を手がかりにして──(大場朗)
【山口明穂先生追悼】
○父 山口明穗のこと(山口道子)/不肖の一番弟子として(清水康行)/山口先生からのお叱り(月本雅幸)/
山口明穂先生のご学恩(金水敏)/山口先生の演習のこと(佐々木文彦)/山口明穂先生を悼む(森雄一)/
山口先生のお教え(小島聡子)/中央大学での山口明穂先生(宇佐美毅)/山口先生と旺文社古語辞典(片倉俊太郎)
○山口明穂先生略年譜・業績目録(東京大学国語研究室編)
◇国語と国文学 総目次
Acta Orientalia
Academiae Scientiarum Hungaricae Volume
72, Issue 1, March 2019
〇 Some reflections
on translating the pali texts: Literary conventions, Buddhist thought, cultural
background and textual history ― Tse-fu Kuan
〇 On W..GšNG in
the 4th line of the west side of the Šine-Usu inscription―Yong-Sŏng Li
〇 A brief introduction to two
manuscripts of Bodhisattvāvadānakalpalatā found in Tibet―Zhen Liu
〇 Khitan studies
I. the glyphs of the Khitan small script. 3. The consonants, 3.1 Labial stops―
Yingzhe Wua nd András Róna-Tas
〇 Entertaining the
crowds: Early ottoman historiography between orality and bestseller―Adrian Gheorghe
〇 Ergänzungen zu
einer personalbibliografie Ármin(ius) Vámbéry― Sebastian
Cwiklinski
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