『日本語学』 2019年1月号 通巻488号 (第38巻1号)
◆『分かり合うための言語コミュニケーション(報告)』について
〇「分かり合うための言語コミュニケーション」によせて 沖森卓也
〇『分かり合うための言語コミュニケーション(報告)』――国語施策における位置付けと審議の経緯―― 武田康宏
〇 言語コミュニケーションにおける四つの要素について――書き言葉の語彙・表現から考える―― 関根健一
〇情報化時代の言語コミュニケーション――媒体・手段の特性と年代差―― 田中ゆかり
〇わかりあえるコミュニケーションとは?――コミュニケーションをめぐる八つの幻想―― 石黒圭
〇感じのいい表現・感じの悪い表現 塩田雄大
〇「分かり合うためのコミュニケーション」の課題 森山卓郎
〇【コラム】言語コミュニケーションと裁判員制度 入部明子
〇【コラム】共有された世界を作ろう! 福田由紀
【連載】
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]藤村絢子
[漢字を追いかける]笹原宏之
[百人一首を味わう]齋藤希史・鈴木崇大
『日本語学』 2019年2月号 通巻489号 (第38巻2号)
◆書き言葉の敬語
〇書きことばにおける敬語的表現――現代までの文字・表記の使用法を中心に――
笹原宏之
〇平安時代語の敬語の形態論 近藤泰弘
〇書き言葉コーパスに見る尊敬表現――「お(ご)~になる」「お(ご)~なさる」をめぐって―― 小椋秀樹
〇敬語と新聞――朝日新聞に見る敬語報道の変遷―― 前田安正
〇女性手紙文の待遇性と性別性 ――明治から平成まで―― 茗荷円
〇宛名の「殿様問題」 氏原基余司
〇Emailの敬語 阿部貴人
【連載】
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[校閲記者のこの一語]薄奈緒美
[百人一首を味わう]浅見和彦・馬場あき子
『國語と國文學』 2019年1月号 通巻1142号(第96巻第1号)
○疑問文の文末音調による系統内類型論の試み──イントネーション研究のために──(木部暢子)
○『千五百番歌合』恋部の先行作品摂取(岡本光加里)
○明治期の「烈女伝」の一端――「烈女ふじ」を題材として――(神林尚子)
○ノ無し疑問文と代弁的質問(林淳子)
○書評・裵寛紋著『宣長はどのような日本を想像したか 『古事記伝』の「皇国」』(山下久夫)
○書評・藤本灯著『『色葉字類抄』の研究』(磯貝淳一)
◇新刊書情報
◇国語と国文学 総目次
『國語と國文學』 2019年2月号 通巻1143号(第96巻第2号)
○藤原宇合の文藻――風土記への関与を中心に――(瀬間正之)
○『正治初度百首』再考――新出「射山百首和歌」(林原美術館蔵)より――(山崎桂子)
○「大した/大して」の成立と展開(深津周太)
○芥川文学における〈神聖なる愚人〉の信仰と言葉(永森和子)
○書評・新沢典子著『万葉歌に映る古代和歌史 大伴家持・表現と編纂の交点』(奥村和美)
○書評・高木和子著『源氏物語再考 長編化の方法と物語の深化』(田坂憲二)
◇国語と国文学 総目次
『國語國文』 88巻1号(通巻1013号)
○平将軍貞盛の将門討伐譚形成の前提について (佐々木紀一)
○国文学研究資料館蔵「毘沙門堂本古今集註」奥書類試読――生成過程の推考を兼ねて―― (舟見一哉)
○助動詞マシの意味 (古川大悟)
『國語國文』88巻2号(通巻1014号)
○下冷泉持為『古今和歌集抄』と冷泉家の歌学 (長谷川千尋)
○芥川龍之介「山鴫」――原稿・草稿からの考察―― (奥野久美子)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。