『國語國文』 85巻6号(通巻982号)
○「山ざくら」考 ――牧水短歌の完成と変容―― (小倉真理子)
○石川淳『義貞記』論 (藤原耕作)
○英文との対照から見た芥川龍之介の文体 ――三人称代名詞「彼/彼女/彼等」、文末詞「である」について―― (澤西祐典)
『國語と國文學』 2016年7月号 通巻1112号(第93巻第7号)
○「和漢混淆文」と和漢の混淆(乾善彦)
○『和歌初学抄』の構想――修辞項目を中心に――(梅田径)
○保田與重郎、空転する「デカデンツ」
――昭和一〇―一一年「デカダン論争」の問題圏――(福岡弘彬)
○馬琴の勧懲観――『石言遺響』を中心に――(洪晟準)
◇書評・吉田幹生著『日本古代恋愛文学史』(鈴木宏子)
◇書評・青島麻子著『源氏物語 虚構の婚姻』(倉田実)
◇新刊書情報
◇国語と国文学 総目次
『日本語学』 2016年7月号 通巻455号 (第35巻7号)
◆いま外来語を考える
〇外来語にどう対応すべきか (田中牧郎)
〇二〇世紀後半の書きことばにおける「抽象的な外来語の基本語化」――語彙の周辺部から中心部へ「進出」する外来語―― (金愛蘭)
〇外来語は文の中でどのように使われるのか (茂木俊伸)
〇現代における外来語表記のゆれ――語末長音と[ei]の表記――(小椋秀樹)
〇借用語の歴史と外来語研究 (乾善彦)
〇外来語と異文化受容―日本語で「マクドナルド」と言うのは恥ずかしい?―
(堀切友紀子)
【連載】
[ことばの散歩道] 井上史雄
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[当用漢字表の誕生] 福田亮
[対照研究で読み解く日本語の世界 最終回] 八杉佳穂
[介護のことば]小野田貴夫
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