『國語國文』 84巻10号(通巻974号)
○『閑居友』における律──節食説話と不浄観説話を結ぶ── (小林直樹)
○『好色一代女』巻三の四「金紙匕鬠結」考――西鶴の『源氏物語』利用をめぐって―― (長谷あゆす)
○泉鏡花『色暦』論 ――素材・モデルを中心に―― (西薗有加利)
『國語國文』 84巻11号(通巻975号)
○万葉集忠兼本の系譜 (田中大士)
○「物のあはれを知る」説と「通」談義――初期宣長の位置―― (高山大毅)
○上代における動詞ミルの終止形 (岡村弘樹)
『國語と國文學』 2015年12月号
○覚一本平家物語の「き」「けり」のテクスト機能 ――枠づけ表現と係り結び――(藤井俊博)
○『六百番歌合』「三月三日」題と曲水宴(谷知子)
○魯文作〈膝栗毛もの〉合巻の書誌攷 ――『江之嶋詣栗毛後馬』『両国八景荏土久里戯』『両国江戸栗毛』を軸に――(康志賢)
○田山花袋『田舎教師』における風景描写の形成 ――写すことと編むことのあいだから――(小堀洋平)
○書評・井上泰至著『近世刊行軍書論 教訓・娯楽・考証』(高橋圭一)
◇第九十二巻総目次
『日本語学』 2015年12月号 通巻448号 (第34巻15号)
◆ことばの「美しさ」とは
○ことばの美と力――表現の文学性とは何か――(中村明)
○美しいことば、美しい日本語を考える(小林千草)
○美文・儀礼文・美辞詩文(はんざわかんいち)
○一向に要領を得ないもの――小説の日本語――(堀江敏幸)
○「美しくない」詩を読んでみる――詩とことばの美しさ――(辻和人)
○川柳とことばの美しさ――五・七・五の味わいとともに――(やすみりえ)
【連載】
[ことばの散歩道] 井上史雄
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[漢字を追いかける] 笹原宏之
[対照研究で読み解く日本語の世界]松村一登
[コーパス活用の勘所] 山口昌也
[列島縦断!日本全国イチオシ方言] 重野裕美・當山奈那・中本謙
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