『國語國文』85巻8号(通巻984号)
○ 紫式部の歴史認識──『源氏物語』の仁明朝── (今井上)
○ 冷泉家時雨亭文庫所蔵の零本『古今和歌集』考 (寺田伝)
○ 小津久足の歌がたり──『桂窓一家言』に即して── (菱岡憲司)
『國語と國文學』 通巻1114号(第93巻第9号)
◆ 秋山虔先生追悼
○ 小野通女筆『源氏物語』と九条家の源氏学(髙橋亨)
○ 物語の周縁――猥雑なるものとその行方――(池田和臣)
○ 最後の『紫式部日記』(土方洋一)
○ 古典といかに向き合うか――秋山虔の思索の軌跡――(藤原克己)
○ 追憶~父のこと(依田瑞穂)/秋山虔さんの冗談(片桐洋一)/秋山虔先生をお偲びして(久保田淳)/
わたしのマエストロ秋山虔──思い出の小窓から(室伏信助)/秋山虔先生の「いったい」(永井和子)/
秋山先生追悼(後藤祥子)/『源氏物語の世界』から(藤井貞和)/秋山先生と『伊勢集』(倉田実)/
雲居の月を偲んで(河添房江)/十九分間の特別授業(畠山俊)
○ 秋山虔先生略年譜・業績目録(東京大学国文学研究室編)
『日本語学』通巻458号 (第35巻10号)
◆ 漢文の最新情報
○ 中国古典文学研究と漢籍データベース検索 (金文京)
○ 『四庫全書』などの全文データから明らかになること――漢語の出典確認の可能性をめぐって―― (陳力衛)
○ 出土『老子』と『老子』解釈の新局面――楚簡『老子』・帛書『老子』・漢簡『老子』のもたらしたもの―― (蜂屋邦夫)
○ 「少年老い易く学成り難し」詩の作者と解釈について――「詩の総集」収載の意味するところ―― (朝倉和)
○ 仏典漢訳の諸相 (石井公成)
○ 近世日本の漢詩文――秩序・流通・手法―― (齋藤希史)
【連載】
[ことばの散歩道]
井上史雄
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[当用漢字表の誕生]
福田亮
[介護と言葉]小野田貴夫
[日本語教師がみる世界の日本語リアルレポート]中込達哉
『文学・語学』第216号 2016年8月31日
● 『古事記』における「やつめさす」歌の意義 (小野諒巳)
● 藤壺の「御かはり」としての王命婦―冷泉帝の治世安泰の論理―(大津直子)
● 三島由紀夫「鏡子の家」における現在性―「時代の壁」の解体―(山田夏樹)
● 「平成26年 国語国文学界の動向」
● 〈近代文学小特集〉「教材」としての近現代文学
「国語」から「文学」へ―「教材」としての泉鏡花「夜叉が池」―(眞有澄香)
文学と「教材」―「キャラメル工場から」が語るもの―(馬場重行)
読解における心情把握偏重の力学―定番教材の批評性を一例として―(髙橋龍夫)
方法としての〈記憶〉―村上春樹「午後の最後の芝生」のポストモダニティ―
(日高佳紀)
教材としての鷺沢萠『ケナリも花、サクラも花』―異文化コミュニケーションの不/可能性―(康潤伊)
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