『日本語学』 2017年6月号 通巻467号 (第36巻6号)
◆敬語研究の新視点
○敬意表現と日本文化――「場の考え」からのアプローチ――(井出祥子)
○敬語的なものを広く捉えようとすることについて (菊地康人)
○敬語運用への新視点――多様性から捉え直す日本語の敬語――(森勇太)
○敬語史への新視点 (福島直恭)
○方言敬語への新視点――第三者敬語の用法に注目して――(辻加代子)
○敬語の対照研究への新視点 (滝浦真人)
○待遇コミュニケーション教育としての「敬語教育」の考え方――敬語教育への新視点――(蒲谷宏)
【研究回顧】
国語学・国文学への我が道[後] (渡辺実)
【連載】
[ことばの散歩道] 井上史雄
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[ことば屋繁盛記]大熊智子
[日本語教師がみる世界の日本語リアルレポート]福島青史
[百人一首を味わう]高山実佐・吉海直人
『國語國文』86巻5号(通巻993号)大谷雅夫教授退職記念特輯 第2
○寛正七年二月四日何人百韻「ころやとき」抄解 (長谷川千尋)
○「湯山三吟百韻」の聴覚表現 (有松遼一)
○田村利仁伝承と鹿島神の縁起 (佐々木紀一)
○『釈迦堂縁起』とその結構 (本井牧子)
○「山窓」考――室町後期歌語の一例―― (大山和哉)
○後陽成院の和漢聯句と聯句 (楊昆鵬)
○詩人の感性――松永尺五と木下順庵を中心に―― (朱秋而)
○『和州寺社記』の一つ書き記事――縁起書から地誌へ―― (柴田芳成)
○北村季吟の京都地誌『菟芸泥赴』の諸本について (土居文人)
○恋文のゆくえ――『好色一代男』巻一―二をめぐって―― (藤原英城)
○「かたち」考 (河村瑛子)
○並河天民『升堂記聞』臆断 (赤木俊介)
○『唐詩選』の俗謡訳――子夜春歌の訳と『臼挽歌』―― (胡正怡)
○『加古川本艸綱目』と『諸道聴耳世間狙』――モデル小説の方法―― (野澤真樹)
○武士の風聞――伏見騒動物『小森伊豆守悪行記』―― (野口典子)
○『頼豪阿闍梨怪鼠伝』の演劇的場面 (野口隆)
○竹塚東子の戯作 (本多朱里)
○遠山荷塘施訓『訳解笑林広記』小考 (川上陽介)
『國語と國文學』 2017年6月号 通巻1123号(第94巻第6号)
○『源氏物語』「物語」考(廣田收)
○現伝『出雲国風土記』の成立をめぐって(伊藤剣)
○『打聞集』論(川上知里)
○翻訳家・伊藤整と一九三〇年代――第一書房版『ユリシイズ』翻訳を軸として――(尾形大)
◇書評・渡瀬淳子著『室町の知的基盤と言説形成 仮名本『曾我物語』とその周辺』(原田敦史)
◇書評・林廣親著『戯曲を読む術――戯曲・演劇史論』(井上理恵)
◇新刊書情報
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