『國語國文』 85巻10号(通巻986号)
○定家の加筆訂正した仮名づかい──秋篠月清集のばあい── (遠藤邦基)
○藤原定家の監督書写と和歌研究 (岸本理恵)
○山崎紫紅の八百屋お七──戯曲「お七吉三涙橋」の趣向と反応── (丹羽みさと)
『國語と國文學』 2016年11月特集号 93-11
○漢字文の相互参照性について――方法覚え書き――(津田博幸)
○生成される外部 ――『古事記』のテキスト性をめぐって――(金沢英之)
○『日本書紀』の訓読をめぐって(福田武史)
○ヤマトタケル、白ち鳥の向かう先 ――歌の働きによって発生するテキスト間のヴァリアント――(山崎健太)
○『杜家立成雑書要略』の書儀的性格 ――敦煌書儀の形式・表現・配列の分析を通して――(西一夫)
○古代テキストとの対話ということをめぐって(西澤一光)
○『万葉集』の統一性をめぐって(トークィル・ダシー)
○梓弓と真弓 ――久米禅師と石川郎女との問答歌――(月岡道晴)
○明日香皇女挽歌第二反歌試解(鉄野昌弘)
○神ながら栄えゆくべき世界 ――『万葉集』における神聖王権の表象とその消長――(品田悦一)
◇新刊書情報
『日本語学』 2016年11月特大号 通巻460号 (第35巻12号)
◆手書きの字形を考える
○漢字と手書き(沖森卓也)
○常用漢字表の字体・字形に関する指針──手で書くことを重視した国語施策として──(武田康宏)
○漢字の字体・字形と規範意識(笹原宏之)
○「字体」と「手書きの字形」── 字体研究と「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」── (佐藤栄作)
○印刷字形は一字種一字体──新聞社の立場から── (関根健一)
○国語科教育の立場から考える「字形」の諸相 ──国語学力育成と学習者の目的意識形成の問題を巡って──(棚橋尚子)
○「自分の字」に自信をもたせる「手書き文字」の指導――─「常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)」を活用する――(秋山純子)
○高等学校段階の国語教育と手書き文字について──文化としての手書き文字の継承とは──(納屋信)
○国語科書写としての字形の多様性・機能性(押木秀樹)
○手書きの字形 ──今後の課題──(財前謙)
○彫刻文字と手書き文字の書体と字体(大熊肇)
○「統」と「統」と「統」──日本語教育における漢字の字体・字形・字種の問題──(徳弘康代)
【連載】
[ことばの散歩道] 井上史雄
[ことばのことばかり] はんざわかんいち
[当用漢字表の誕生] 福田亮
[介護と言葉 最終回]小野田貴夫
[日本語教師がみる世界の日本語リアルレポート]蟻末淳
[百人一首を味わう]小林千草・高田祐彦
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