『文学』 隔月刊 第16巻・第3号 2015年5,6月号
《特集》万葉集 読みの豊饒
※ 特集にあたって (鉄野昌弘)
※ 天平の単身赴任――「史生尾張少咋を教へ喩す歌」をめぐって―― (鉄野昌弘)
※ 宇智野遊猟歌の表現――長歌の時空を中心に―― (大浦誠士)
※ 神ながら栄えゆく世界――『万葉集』巻一・巻二における神聖王権の表象―― (品田悦一)
※ 「紐解き放けて立ち走りせむ」再考――好去好来歌の笑い―― (上野 誠)
※ 山部赤人の作品と『万葉集』巻三・巻六の性格 (高松寿夫)
※ 大伴家持の「橘歌」――引用と寓意と―― (奥村和美)
※ 『古今集』から『万葉集』へ ――紀貫之を起点として―― (鈴木宏子)
※ もう一つの防人像 ――堀辰雄のノオト「(出帆)」をめぐって〈戦争と萬葉集〉―― (小川靖彦)
※ ホトトギスを詠む歌 (瀧口 翠)
※ 梅花の宴歌群「員外」の歌 ――大伴旅人の〈書簡〉の中で読む―― (松田 浩)
※【文学のひろば】 (久保田淳、鈴木 淳)
※ 文学するニーチェ ――詩「ゲーテに寄す」を読む―― (井戸田総一郎)
※ 雪の中で踊るたんぽぽ (多和田葉子)
※ 芥川龍之介『芋粥』とチェーホフ『牡蠣』――もう一つの材源の可能性―― (市川裕見子)
※ 銀座文芸の百年(二) (ロバート・キャンベル)
『日本語学』 通巻440号 (第34巻7号) 2015年6月
◆特集 ことばを言いさすとき
※ 「言いさし文」の文法 (白川博之)
※ 談話展開から見た接続助詞ケドの言いさし表現
――トピック展開とターン・テーキングに着目して―― (永田良太)
※ 言いさしに見るポライトネス (三牧陽子)
※ 「言いさし」の事例から考える「文」と「行為」―― 日本語学習者は何を学ぶのか―― (森純子)
※ 話し手の言いさし使用の実態と聞き手の解釈 ――会話の目的を基にした推量を中心に―― (荻原稚佳子)
【連載】
ことばの散歩道 (井上史雄)
ことばのことばかり (はんざわかんいち)
漢字を追いかける (笹原宏之)
対照研究で読み解く日本語の世界 (月田尚美)
コーパス活用の勘所 (山崎誠)
列島縦断!日本全国イチオシ方言 (西尾純二・坪内佐智代)
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